2012-12-01

12/1

riecoちゃんのインストアライブ in 仙台。

今日を過ごしながら、
ふと数年前のレコーディングを思い出した。
たぶんもう7.8年くらい前。

休憩時間にCDのランキングがバーっと載っている雑誌を見ていたら、
横にいた先輩ミュージシャンに聞かれた。

「この中で参加してるのある?」

「…ないです。」

いっこもなかった。

なんだか恥ずかしくて、悔しくて。
何気ない会話だったけど私の頭にはキョーレツに刻まれて、
同時に、わたしもいつか絶対!!!っと唇を噛んだことをふと思い出した。

今日はCDショップでの演奏。
ステージとなりのTVモニターからは私の声が混じったPVが流れ、
参加したCDやライブツアーのDVDが売られ、
他の場所で私のライブを観た人がわざわざ駆けつけてくれた。

少しずつ、すこしずつ階段を登ってきた日々がこれまた少しずつ、
でも確実に実になっているんだなーっと感じて、
なんだか感慨にふけってしまいました。

私が演奏をすることで、
いい音楽との出逢いに繋がったり、
日々の楽しみができたり、
つらいことを和らげたり。

自分が音楽に助けられてきたように、
自分が誰かのそんな役割になれればいいなと思って、ずっとやってきた。

決して露出をすることだけが目的ではないけれど、
こうやって知ってもらうことで一歩一歩そこに近づいていけてるのかなと、
思ったのでした。

他のアーティストのファンだったけど、
Nona*さんの演奏を他でも観たくて来てみたら
このアーティストも好きになっちゃってCD買いました!
なんて時には「やったね(๑´ლ`๑)フフ♡」っと思う。

サポートミュージシャンのことなんかどうせ誰も見てないよっ!って
いじけた時もあったけど。笑

そんなことないんだなって思わせてもらえることが最近度々あって、
うれしい限りです。

まだまだやりたいことも、
なりたい自分も膨らんでいくばかり。


明日はどんなライブになるかなー。

1 comment:

  1. 歌を聴いている時はいつも、うたうたいが想いを歌っているととらえてしまう、それが他の人が作詞した詩だとしても、なのに、作詞された歌にはご自身の想いがこめられている気がして聴いてしまう。
    行く先々の土地に景色に人々に食べ物に写真に、なによりイマジネーションがわくセンスは素敵な才能。
    食べ物は、作る人によって、食べる場所によって味が違うように、苦手だった味が平気になったり好きになったり変わっていくように、音楽にもそんなことがあるのかなと。
    個性なんて、創るものではなく、こだわりと情熱が素養が自然と独自性になっていくのかな。
    心をゆさぶる音楽家として、クリエーターとして、アーティストとして、音楽を愛する観衆の心を癒して、さらに豊かな気持ちにさせて、これからも声を楽器を響かせて!!

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