朝早くホテルを出て、ヒースローエクスプレスで空港へ。
荷物の検査、かなりユルい。成田より、全然ユルい。
出国審査もなく、EU内の移動はやはり国内線扱いのよう。
BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)は、遅延が多い。使用機おくれすぎ! |
オー ガニックカフェチェーンの「PRET A MANGER」の、サーモンキヌアサラダとオレンジジュースで腹ごしらえ。どうやらイギリスのお手軽なサラダは大体グリーンピースでかさ増ししてあるよう だ。つ、ツライ…(ニガテ)。サーモンとキヌア&グリーンピースの割合がどう考えても合わないので、完食ならず。美味しかったけど。
無事に出発し、ダブリン空港へ到着。
着 いてすぐお手洗いへ行って手を洗っていると、なにやら視線が。視線の元をたどると、赤毛で強めのクセっ毛の女性たち(6、7人)が一斉に私を見てる…。 えっ、、、もしかして私、めずらしいの…?その時にはじめて、周りを見渡しても日本人はおろかアジア人すら全くいないことに気づいた。 この国に日本人がいてもめずらしくないはずだけど、まだ6月。時期的に少ないのかもしれない。自分が物珍しそうに眺められる、という経験が今まであまりな かったのでとても新鮮。(それともシャツの後ろがめくれ上がっていただけなのかはよく分からない。)
ダブリン空港は日本の古い離島の空港と雰囲気が似ている気がした。これが国の玄関口か…と、さっきまでいたイギリスとの違いに戸惑いを隠せない。周りにいた紳士たちは漁師へと変貌を遂げた。ここから、バスに3時間乗って西側の街、ゴールウェイへ。
隣 にはノートで必死に身体のつくりについて勉強をしている黒人のお兄さん、後ろには3時間ひたすら泣き続ける赤ちゃんに、分からなすぎる言葉でなだめ続ける アラブ系のお母さん。三者三様、みんなが全然ちがって逆に安心する、不思議な気持ち。ただ、アイルランドのバス(お手洗いも)は座席がとっても高く、私は この国でどこへ座っても足が子どものようにぷら〜んとなって、何とも心もとない気分になってしまうのであった(笑)
ゴー ルウェイへ着いて、いよいよホストとご対面。 Sheilaという女性と、先に滞在していたTaraというアイルランド人の女性+猫2匹。古いけどとっても可愛らしくて清潔な家。お土産に持って行っ た、からだめぐり茶のティーバッグとハガキにもなる和柄のうちわをとても喜んでくれたのが嬉しかった。
直前まで行われていたフードフェスティバルのMAPをもらった |
自己紹介をし家のルールを教えてもらい、(アイルランド訛りに慣れなくて何度も聞き返しながら)少し休憩したところで街に散策に出る。
家のすぐ裏を流れる川。中心部と打って変わって、荘厳な雰囲気。 |
お店が立ち並ぶ通りへ来ると、何やらイベントが始まりそうな雰囲気。
どうやらMusic Festivalのようだ。
最 前列でしばらく待っていると、バブパイプの音楽隊が演奏しながら入場してきた。こんなにたくさんのバグパイプの音を聞くのは初めて。身体の芯を突き刺して 震わせるような音。身体をがっちり掴まれたような感覚になって、しばらくあっけにとられて聴き入った。面白いのは、チューニング係のような青年がいて、バ グパイプの天辺にあるベルの部分にチューナーをかざして一人一人の楽器をチューニングして回っていた。だんだんとピッチが揃ってくるのがわかって、面白 い。
水色の服の青年が、チューニング係。 |
移動の疲れと寒さで気持ちが心細くなり始めたので、今日は早めに家に戻って休むことに。学生街のこの街、どのお店も多人数のグループがわいわいやっていて、一人で気軽に入れるお店が少ないのがちょっと難点。ピンとくるお店がなかったので、仕方なく家のキッチンにあるフルーツとお茶をいただいて、就寝。
明日はバスツアーで大自然を堪能しに行きたいので、朝一でツーリストインフォメーションへ行く予定。どこへ行こうかな!